パソコン(複数のWin/Mac)からUSB経由で画像を転送し、
転送した画像をiPhone単体で閲覧するというものです。
※「写真」からは閲覧できません。
脱獄していないiPhoneでも可能かもしれません。
(USBケーブルでファイルを転送できれば良いため)
仕組みとしては
・iPhoneのファイル構成を見られるソフトで画像を転送
・ストレージ系のアプリで画像を閲覧
というだけですが、ストレージ系のアプリはWi-Fiでデータを取り込むのが前提です。
しかしWi-Fiだと時間がかかってしまうため、USBケーブルでやってしまおう
というのが狙いです。ただし、保存場所がややこしいです。
用意するもの
まぁ、まずはなんらかの方法でブチ込みたい画像ファイルをご用意ください(笑)。
・パソコン側
iPhoneのファイル構成(中身)をブラウズできるソフトウェア
Windows・・・DiskAid(有料化した)、i-FunBox(無料)
Mac・・・DiskAid(有料化した)、PhoneView(有料)
★i-FunBoxがサクサク動きます。
また、これらのソフトを動かせるようにするため、
iPod Serviceが動いている必要があります。
(iTunesをインストールしてあれば大丈夫です)
画像のリサイズ(複数ファイルを一括して)ができるソフトウェア
Windows・・・リサイズ超簡単!Pro
Macでは試していません。(オススメがあったらコメントしてください)
・iPhone側
ストレージ系アプリ
Air Sharing ¥600、iFile ¥115(AppStore配布)、FileAid 無料
脱獄アプリのiFileでも可能です。(こちらはiPhone単体で中身が見れます)
★AirSharingがiPhone3Gでもサクサク動きます。
iComicも試してみましたが、zipファイルのサイズ制限もあり、
使い方がよくわかりませんでした。
加工
画像の大きさ(サイズ)が大きいとiPhone側の動きが遅くなってしまうことが予想されます。
適当な大きさにリサイズしておきましょう。
画像の縦の長さが600〜800pxが望ましいのではないでしょうか。
転送
各アプリでどのディレクトリに転送すればよいか、パスをまとめておきます。
ただし、パスを見たところアプリ名の部分がハッシュ値なので
個体によって異なる可能性があります。
下記のパス通りでは無い場合、根気良く
/private/var/mobile/Applicationsの中を探してみてください。
i-FunBoxで「↓」キーで一つ一つ探していけばカンタンに見つかると思います。
見つけたらショートカットを作るのも忘れずに。
・AirSharing
/private/var/mobile/Applications/CEC48F48-81DC-4357-8EB2-DE24EC0336A8/Documents/Air Sharing/
この中にディレクトリを作り、転送しましょう。
・FileAid
/private/var/mobile/Applications/48C8B059-8AD1-46D8-80FE-4B0579B85F3C/Documents/
FileAidはDiskAid(パソコン側)のデフォルトで開くディレクトリにもアクセスできます。
DiskAidのデフォルトのディレクトリは
/var/mobile/Media/DCIM/DiskAid/
日本語のディレクトリ名も可能でした。
・iFile
/private/var/mobile/Applications/4A8A73A5-2912-4914-AF9B-DB2B331A9E6F/Documents/
ドキュメント、ピクチャ、ミュージック、ムービーと分かれています。
日本語のディレクトリ名も可能でした。
閲覧
あとはアプリを起動し、ディレクトリを追って再生するだけです。
2本の指で拡大や、ダブルタップで拡大など、これはアプリによって様々ですので
ご自身で使い勝手の良いアプリをご使用ください。
また、外部出力が可能かは確認していませんので悪しからず。
iPhoneデフォルトの「写真」で見られるようにiTunesで取り込む方法もありますが、
最適化を行うらしく、ものすごく時間が掛ってしまいます。
i-FunBoxの転送速度がとても速いのでこちらの使用をお薦めします。
この方法でなんらかの不利益が発生しても、当ブログ管理人は一切責任を負いません。
この方法はくれぐれも自己責任でご使用ください。
また、この記事の転載などはしないでください。
色々参考になりました。